ご覧頂きありがとうございます!
今回の内容は、
- ゴール設定について
- 訪問中に注意して見ていること
- 寒さ対策
を中心にお話させて頂こうと思います!
今悩まれている方の参考になれば幸いです!
それでは始めましょう!
訪問リハビリのゴールはどう決める?
訪問リハビリのゴールとは?
訪問リハビリは自宅で行うリハビリです。
その為、利用者さんやその家族の方の生活の中に入っていくこととなります。
実際の生活を評価しながら、生活に直結したリハビリを提供出来る事はとてもやりがいを感じます(^^)
ただ、ふと思う事があります。
それは・・・
- 訪問リハビリに終わりってあるの?
- リハビリ終了って言いづらい
という点について!
訪問リハビリを経験したことのある方であれば、一度は考えた事があるのではないでしょうか?
僕も最初の頃は、この疑問に悩みました・・・
退院後の方が利用者さんの生活はずっと長いわけで、
どこがゴールとなるのだろうと思っていました。
では、どう考えていったかをお伝えします!
最初に考えたことは「明確な目標を決定する」でした!
リハビリをする上で目標を決めることは基本です。
ただ、明確にという所がポイントだと思っています。
よく担当の方から聞く目標は、
もう少し歩けるようになりたい、痛みをとって欲しい、もう少し自由に動けるようになりたい
こんな感じの要望が多いです。
どれも短期的には目標となりそうですよね!
しかし、このままで進めていくとゴールを見失うと僕は思っています。
そこで大事なのは「明確に!」という所です!
- 歩きたい → どこまで歩きたいのか
- 痛みを取りたい → 痛みが原因で出来ないことは何か
- もう少し自由に動けるようになりたい → 何かしてみたいことがあるのか
例としてあげた目標に対して、このように聞くようにして
最後に「達成出来たらリハビリは卒業ですね~」と話すようにしています!
最後の一言を付け加えることで、利用者さんにゴールがあることを意識して頂けます。
QOL(生活の質)に直結しているかを意識!
重要視している事は、このQOLに直結出来ているかです!
- 利用さんの要望が生活のどこに繋がっているのか?
- これが出来れば、今の生活の質が上がるのではないか?
この部分がブレなければ、リハビリの方向性がおかしな事にはならないと思っています。
生活に直結したリハビリで結果が出てくれば、
利用者さんは自信がつきます!
そして成功例を積み重ねていく事で、
今まで出来なかった事が可能となった事を実感して頂けると感じています。
こうなれば、あとは明確な時期を設定してリハビリ卒業を目標をしていきます。
とはいえ、リハビリ卒業は難しい?
リハビリ卒業までの流れを書いてみましたが、どう感じましたか?
実際に考えている事を書いてみましたが、この通りにいかない事もあります。
そこは人と人の関わりなので、感情等が入ってきます・・・。
もう少し家に来てリハビリをしてほしい・・・
と言われると感情が揺らぎますね!
大部分の方が生活の中でリハビリが必要なのは、普通の生活ではないですよね!
※リハビリが長期的に必要な方もいらっしゃいます。
むしろ、リハビリを受けなくても大丈夫だと感じていただきたい
と思っています!
僕は担当の方全員が訪問リハビリを卒業して、満足感のある生活を送って頂きたいと思って関わっています!
生活パターンを見てみよう!
ここからは、リハビリが開始となってからどこを見たほうがよいかというお話です!
ここでは「生活パターンをみる」ことの重要性をお話ししますね!
担当の方がどんな人物なのかを知ろう!
まず自宅に訪問して、血圧等を測定しながら僕は自宅内を見ています!
ちゃんと数値を見て!と怒られそうですが、そこはしっかり見てますよ(笑)
自宅内を見る目的は、
- 何に興味を持っている人なのかな?
- こういうものが好きなのかな?
- 家族の写真が多いなぁ
とその方がどういう人なのかを知るためですね!
訪問リハビリがスタートした時は、
身体の状態や今後はこうしていくといいですね!
という会話が多くなります!
最初はそれでいいと思いますが、
せっかく自宅に訪問しているのならこの方が、
- 何に興味があるのか?
- 何が好きなのか?
- 何を大切に過ごして来られたのか?
を知った上でリハビリを進める事は、とても大切だと思ってます(^^)
自分の事を理解してくれると感じて頂ければ、信頼関係も築きやすいと思いますよ♪
生活パターンを把握しよう!
次に確認している事は、「生活パターン」です!
ここでお話する生活パターンとは、
一日をどんな感じで過ごしているかという事です!
訪問リハビリを利用しようと考えられる方は、大半が高齢の方です。
だいたい同じような流れで一日を過ごされています。
その中にリハビリの時間が増えるというのは、刺激が入ってよい事だと思っています。
それ以上に一日の流れを確認する大事な要素は
「状態の変化に気づきやすくなる」だと思っています!
例えば、
- いつもしていた事をされていない
- 好きな事に興味を示されなくなった
といういつもと違った状態を把握しやすくなります!
訪問リハビリは一人なので、状態の悪化にも対応しないといけない場面があります。
その時にいくつの情報を持っているか、変だな?と感じるアンテナを張っていれるのかが、状態の変化に素早く対応出来る重要な要素だと感じています!
寒い時期の対処方法!
訪問リハビリは移動時間も多い仕事です。
今はとても寒い時期なので
寒い時期の移動に関して、僕の対処方法をお話します!
交通状況を把握しておこう!
年末は車の数が増えて、思わぬ渋滞に巻き込まれることがあります!
訪問時間が迫っているのに車が進まない(´Д`)」
めっちゃ焦ります・・・。
対策としては、訪問ルートをたくさん持っておくことですね。
いつも同じルートだと、そのルートでしか辿りつけなくなります。
日頃時間に余裕があるときには、色々なルートから訪問先へいく事をおすすめします!
遅刻する事はよくないですが、その際の利用者様への連絡も忘れないように!
温度差で体調が悪くなることも・・・
個人的に一番気を付けている事は、「温度差」です。
訪問車と訪問先では、かなり温度差があります。
しかも、それを日に6~8回は経験しないといけません。
そこで気を付けていることは、インナーとアウターの使い分けです。
インナーは日頃、ヒートテックを使用してます!
ただ、外に出るからといってより保温力の高いものを選ぶのは注意が必要です。
なぜなら、訪問先では暖房がけっこう効いていることが多いからです。
その中で運動を一緒に行うと、終わった後疲労感が強いです(個人的に)
なので、僕はあまり保温力が高くないものを選んでいます。
あとは、アウターを気温に合わせて使用しています。
中には暖房を使用されていない(暖房が嫌い)という方もいますので、訪問予定を確認して服装を選ぶのもアリですね!
乾燥に注意しよう!
移動時間は訪問件数によって変わりますが、その際の車内のエアコンの向きと風量は注意したいですね!
僕は喉が強くない方なので、エアコンはあまり使用したくないタイプです。
寒いと仕方ないので使用しますが、基本的に足元を暖めています!
車の中は足元が凄く冷えます。
エアコンがautoであれば、下向きで風量も変化しますが
僕の車はすべて手動なのでけっこう注意しています。
あとはのど飴を常備してますね!
声が出にくいと利用者さんと話が上手く出来ないし、心配をかけてしまいますので。
最後に・・・
今回は、
- ゴール設定について
- 訪問中に注意して見ていること
- 寒さ対策
についてお話しました!
今後は病気別にどのように対応したかを
実例を交えながら書いていこうと思います!
「こういう場合はどうしてる?」などの質問もお待ちしていますので
気軽にコメントして頂ければと思います♪
それでは、ここまでご覧頂きありがとうございました!
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